シークエンス・データ


現在では、シークエンスは外注をしている研究室が、ほとんどである。当研究室はユーロフィン・ジェノミクスという会社にサンプルを送ってシークエンスを行っている。

サンプルのプレパレーション(サンプル調整)に関しては、プラスミドであるか、PCR産物であるかで異なるが、シークエンス会社の指示に従って準備する。また、郵送に関してもシークエンス会社の指示に従う。

 

データはシークエンス会社のホーム・ページにアップ・ロードされるので、自身のコンピューターにダウン・ロードして解析を行う。
 通常は、ab1 ファイル・fasta ファイル・text ファイルなどがアップ・ロードされているので、ab1ファイルのクロマトグラムを表示するにはソフト・ウエアが必要である。我々は 無料で公開されている Chromas lite を好んで使っている。Chromas lite で ab1ファイルから text ファイル も抽出できる(Export で Formatted text を選択。他に FASTA や FASTQ なども抽出できる)。

 

 

text ファイルからシークエンス・データをコピーして Blast でサーチを掛ければ、相同性のある配列情報が発見できる。

 

 

 

 

2024年06月19日