アメリカの試験1
アメリカの大学に入学するためには、全国統一試験を受けて、その成績を希望校に送らなけれいばなりません。全国統一テストは SAT (エス・エイ・ティー)や ACT 試験があります。
SAT は英語と数学の試験だけで、それぞれ800点満点・総合して1600点満点の試験です。
日本のように年に1回しか受験できないシステムでは無く、何回でも受験が可能です(毎回、出題される問題は違います)。多くの高校生は3回から4回受験します。そして「最も点数の良かったもの」を提出します。
日本人の感覚だと「毎回、難易度が違うから不公平だ!」とか「何回も受ければ、だんだん成績が上がってしまう!」と心配する人が多いでしょうが、、、各試験の難易度は、コンピューターで調整されて、同じになっているそうです。また、多くの学生が2ー3回目が最高点で、、、その後は何度受けても同じくらいの成績しか取れないそうです。
複数回の試験ですから、全国一斉に行われるのでは無く、それぞれの町の試験会場で繰り返し行われています。インターネットで受験日を選んで受験します。
勿論、一年中、繰り返し試験が行われているので、日本のように「今年の統一試験は、、、」などと新聞の見出しになるようなことはありません。