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主な研究テーマ:

    繰返し制御と応用
  本研究では非周期外乱も抑制できる新しい繰返し制御系について検討する.繰返し制御は,周期的目標入力に対する追従,または周期的外乱の除去において 他の制御手法では達成できない高精度のシステムが実現できるが,非周期外乱が存在する場合,制御精度は著しく劣化する.本研究では,それの制御精度に対する影響などを理論の立場から検討し,新しい繰返し制御手法を提案する. また,提案する手法を回転システムに応用し,従来の繰返し制御では実現できない系の 高性能と高精度を目指す.

    アドバンスト制御理論の応用
  近年,ロバスト制御,非線形制御,インテリジェント制御などの制御理論がたくさん提案されている. これらの理論を実システムへ応用する場合の問題点を検討し,倒立振子,磁気浮上システム, アームロボットなどのメカトロ系を対象に,これらの理論を応用した制御系設計法を検討し, 理論の実用化を目指す.

    エキスパート制御システム
  化学プロセスが非常に複雑なため,系の挙動を正確に表すことは難しい.そのため, 従来使われてきたモデルベース型の制御手法では満足な制御を行うのは困難である. このような大型な実プラントの制御において,経験的知識の利用も重要である.本研究では, 数学モデルとルールモデルを融合したエキスパート制御システムの構造を検討し,品質の向上とコストの低減を図る.

    ロボットの運動制御
  受動関節を持つ鉄棒ロボットは,ノンホロノミックの制約を受けるうえ,強い非線形特性を持つため, その運動制御は難しい.そのため,従来からは,運動空間を分割して,個々のサブ空間においてコントローラを 設計してきた.しかし,設計された制御則は個々の運動空間においてある指標を最適化するものになっているが, 運動空間全体から見ると,それは最適なものになるとは限らない.本研究では,運動空間を分割せずに鉄棒ロボット運動を最適化する制御則を検討する.

    オンライン制御教育システムの構築
  理工系教育の一つの特徴として,実験による観察と理解が挙げられる.e-ラーニングとのニーズに合わせて, オンライン実験システムの構築と運営について検討する.近い将来,中国の大学および日本の他大学と実験つき共同講義の開講を目指している.

    中国語固有名詞の仮名表記システム
  本研究では,中国固有名詞の日中対応辞書と知的検索支援システムの構築について検討する. 日本では中国の人名・地名の表記に関する規定がなく,マスコミ各社は独自にad hocかつ部分的な基準を作成し,それを利用しているのは現状である.われわれは,すでに国際的視点とメディアの視点から 中国人名・地名の仮名表記法を新たに提案している.本研究では,実験データに基づいて提案した新しい表記法を修正し,また,この表記法を用いて,中国人名・地名の電子辞書を作成する.

卒業研究テーマ

研究業績