微分積分 第14回
予習編
微分積分第14回では、条件付き極値問題の続きと多変数関数の積分を学んでいきます。微分方程式の基礎を学びます。
講義のはじめに、条件付き極値問題の解き方を応用して、ボルツマン分布を求めます。これに続いて、多変数関数の積分の方法について学びます。偏微分の考え方が身についていると、積分の方もすんなりとその計算方法が受け入れられると思うので、今回の内容もしっかり習得しましょう
今回の要点
- 条件付き極値問題の解法に慣れる。
- 多変数関数の積分の方法を身につける。
微分積分 第14回
復習編
微分積分第14回では、条件付き極値問題の続きと多変数関数の積分を学んでいきます。
条件付き極値問題では、統計力学で現れるボルツマン分布を導出しました。また、多変数関数の積分の方法として累次積分を学習し、いくつかの問題で演習しました。前者は導出の手続きというよりは、ボルツマン分布そのものの意味がわかって使えるようになるのが、化学を学ぶ人にとっては重要かもしれません。後者は、量子化学で出てくる数学的知識なので、それにお目にかかるまでしっかり覚えておいてください。
復習ポイント
- 条件付き極値問題によって、一見難しそうな最大最小問題を解けるようになる。
- 累次積分の計算になれる。