微分積分 第12回
予習編
微分積分第12回では、多変数関数の極値問題を扱います。
常微分で一変数関数のグラフや極値が求められたように、多変数関数を偏微分できるようになると複数の変数からなる関数の極値が求められます。自然現象はある一つの要素だけでなく、複数のパラメータに依存・変化することが一般的ですので、多変数の関数の特徴と捉える術を手にしておくことは重要です。おおよそ常微分と同じ考え方で理解していくことができますが、多変数関数ならではの条件・考え方・テクニックがあるので、その点に特に注意して講義に臨んでください。
今回の要点
- 多変数関数の極値を求められるようになる。
微分積分 第12回
復習編
微分積分第12回では、多変数関数の極値問題を学びました。
今回は、多変数関数ならでは偏導関数の性質や極値の求め方があることを学びました。熱力学や量子力学は、ある見方をするとある多変数で表される物理量の最大・最小問題を解くことに相当するので、今回の内容はとても大切です。多変数関数の微分に慣れ、それを解析できるスキルを身につけてください。
復習ポイント
- 2変数関数の極値は1階および2階偏導関数を評価することで求められる。