当研究室では人の感性を応用し製品開発の効率化をはかる研究を行っています。
研究概要
近年の製品開発では、高い性能を持つ製品をできるだけ安く、そして短期間に開発する必要があります。さらに製品自体の性能として、例えば加速性能や燃費などの数値で表すことのできるものだけではなく、携帯電話や家電製品の操作性やさわり心地、自動車の内装の質感など、利用者の感覚をも考慮した設計が行われています。これらの評価を行うためには、現状では実際のモノを用意して、それらを多数の人に操作してもらい評価を行っています。これらは、非常に時間がかかるため、そのような評価を効果的に行う必要があります。
本研究室では、製品開発の際に必要となる人の感覚を用いた評価を効率的に行うために、人工的にモノに触れた感覚を提示するためのシステムや、設計途中のたとえば携帯電話やデジタルカメラの操作性(ユーザビリティ)を評価できるシステムの研究などを行っています。
研究テーマ
NEW TOPICS
2016.06.5 本Web公開