Top > MS学部2017年度卒研の進め方

これまでの研究について

履歴(このページの下部を参照)からわかるように,化学/生命科学分野の研究に携わってきました.
DNAやオリゴペプチドと関連する研究がメインで(大学内のページ”大学の学びはこんなにおもしろい!【工学部】”を参照して下さい), 最近の言葉で表すとケミカルバイオロジー分野の研究になります.
そのため,メディア学に関しては全くの素人です.

卒業研究の進め方(メディア学部の2017年度卒研生の配属は終了しました)

学生を2つのカテゴリに分類して説明します.卒研室の公開や申告などの説明はこちらのページから.

(1)自主的に研究を進めることの出来る学生
  化学の研究を行いたい場合には喜んで受け入れます(現在の知識は問わない).メディア学に関する研究も受け入れますが,あくまで相談・協力が出来るだけであり,メディア学に関する指導は出来ません.ただし,メディア学部の先生との共同研究などの手段で出来る限り皆さんの希望に添えるように協力します(本項下部の研究テーマ例を参照).また,皆さんの学んできたメディア学と工学(化学)とを融合するようなテーマでの研究は大歓迎です.もちろん,就職活動については最大限支援するつもりです.

(2)受け身でテーマ設定が出来ない学生
  指導教官はメディア学のことは素人です. メディアの研究について「これをやってみよう!」 といった提案は出来ません.そのままずるずる時間が過ぎてしまうと,卒研の単位を修得することが難しくなります.ただし,化学に関連する研究なら指導ができるので,それでかまわないといった場合には工学部基準で卒研をすすめてもらいます.工学部基準というのは,講義への出席・就職活動・通院などの正当な理由が無い限り,基本的には平日9時~18時の間(1限~5限の間)は卒研室での研究活動を行ってもらうことを意味します(アルバイト等の関連で通学出来ない日がある場合は,土曜日に大学に来るなどの日程を調整することで,1週間トータルとしては同等の研究時間を確保してもらいます).

ちなみに,昨年度の卒研テーマは以下のようなものでした.
・アニマルセラピー普及に向けての提案
・KinectとVRを用いた科学実験教育支援法の提案

今年度の卒研生のテーマは,
・3人会話において話し手に選ばれなかった際の振る舞いの分析(榎本研との共同研究)
・日本アニメにおけるデジタルファイルベースのワークフローの提案と考察(宇佐美研との共同研究)
・衰退しないコンテンツ産業(宇佐美研との共同研究)
・太陽光による発電の可能性
・ペプチド核酸による三本鎖形成を利用した二本鎖DNAの認識

須磨岡の自己紹介

学歴・職歴

筑波大学第三学群基礎工学類 物質・分子専攻 卒業
筑波大学大学院工学研究科 物質工学専攻 中退(修士学位取得)
東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 中退 (後に,博士(工学)取得)
東京大学大学院工学系研究科 助手
東京大学先端科学技術研究センター 講師
筑波大学医学医療系 生命領域学際研究センター 講師
東京工科大学メディア学部 教授
東京工科大学工学部応用化学科 教授